新JAS法に適合する硫黄・銅水和剤「園芸ボルドー」500g
無機銅と硫黄の混合剤であり新JAS法に適合する薬剤です。
商品の特徴
本剤は無機銅と硫黄を主剤とした製剤で、無機銅は広範囲の病害に対し予防散布することで高い保護作用があります。また、無機硫黄はうどんこ病などに強い殺菌効果を示します。
適用病害と使用方法
上手な使い方
- 希釈した薬液を噴霧器でむらなく散布してください。
- 予防的な効果を発揮するので、発病前もしくは発病初期から散布してください。
- 使用回数・使用時期に制限はありませんが、過度の連用散布は避けてください。
- 果実の汚れが心配な時は展着剤を加用して下さい。
注意事項
- 高温時のうり類に対する使用は、薬害の恐れがありますので避けて下さい。
- 広範囲の殺虫剤、殺菌剤と混用できますが、石灰硫黄合剤等強アルカリ農薬との混用は避けて下さい。
- かんきつに使用する場合、薬害(スタメラノーズ)の発生する恐れがあるので炭酸カルシウム水和剤を加用して下さい。特に、果実の着生時期および柑橘への散布は厳守してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- いちごに使用する場合は、連用散布により葉に薬害を生じるおそれがあるので注意してください。また、果実に汚れが生じるおそれがあるので、着果期以降の散布は注意してください。
- 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
- マシン油乳剤との混用およびマシン油乳剤散布後14日以内の近接散布は避けて下さい。
- 夏場高温時の散布は、薬害症状が激しくなることがあるので避けて下さい。
- 散布直後降雨などがある場合、温度上昇により薬害が発生しやすいので注意して下さい。
- そらまめに対する使用は、薬害の恐れがあるので避けて下さい。
- 梨に使用する場合、若葉の頃の散布は薬害を生ずる恐れがあるので有袋栽培の大袋掛け以降、新梢の伸びが停止してから散布してください。また、二十世紀以外の品種では果実着生時の散布は薬害の恐れがあるので避けて下さい。
- 新梢、葉に対する薬害軽減のため、銅に弱い作物や薬害の出やすい時期に使用する場合は、必ず、炭酸カルシウム水和剤を加用して下さい。
- 幼苗期の散布または過度の連用は薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
- 本剤は果実に汚れが生じる恐れがあるので注意してください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。
- 誤飲、誤植などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
- 粉末は眼に強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は十分に水洗して、眼科医の手当てを受けてください。
- 散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 使用残り薬液が生じないように調整を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空袋は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
- 使用前にはラベルをよく読んでください
- ラベル記載以外には使用しないでください。
- 小児の手の届く所に置かないでください。
農水省登録 | 種類名 | 成分含量 |
---|---|---|
第4407号 | 硫黄・銅水和剤 | 塩基性塩化銅61.0%(銅として35.0%) 硫黄25.0% 鉱物質微粉等14.0% |
毒性 | 危険物指定 | 性状 |
普通物 | - | 淡緑色水和性粉末 |