IPM(総合防除)のメリット
化学的防除や耕種的防除、生物的防除や物理的防除といった持続可能な防除方法を組み合わせることで効果的な防除を行うIPM(総合防除)は比較的新しい考え方です。これまでの病害虫防除は、化学薬剤のみに頼りがちだったり、物理的防除がおろそかになったりすることもありましたが、様々な手法で病害虫を抑制していく考え方であるIPMの実践をおすすめします。こちらではIPMのメリットをご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
IPMのメリットとして挙げられるのは、様々な病害虫に柔軟的に対応できることでしょう。
例えば非常に珍しい野菜を栽培している場合、使用できる登録農薬は限られてくることがよくあります。
当然登録のない農薬は使用できませんので、害虫が発生した場合の対応策を考えなくてはいけません。
ここで取り入れるべき技術としては「防虫ネット」「粘着シート」などが挙げられます。
作物を防虫ネットで包んで害虫の寄生を防いだり、粘着シートで捕殺したりするのです。
極々簡単な事例ではありますが、いわゆるIPMの考え方では農薬(化学的防除)のみに頼らず、防虫ネットや粘着シート(物理的防除)を併用したということになるわけです。
この他に作物の周囲に光乱反射シートやシルバーマルチを敷くことや、「野菜類」登録のある微生物殺虫剤を使用することなど、IPMの引き出しは広がり続けています。したがって、どんな防除方法が開発されているのかを注目することも、既にIPMを実践していると言えるでしょう。
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