微生物殺菌剤「ボトキラー水和剤」500gX10袋ケース
単価がお得なケース単位での商品です。
冬場の施設は湿度が高くなり、灰色かび病などの病害の蔓延に適した状態です。
ボトキラーを暖房機のダクトを利用して散布する「ダクト散布」は温室内の湿度を上げることなく病害の予防が可能です。
「ボトキラー水和剤」は納豆菌の仲間であるバチルス・ズブチルスを有効成分とした微生物殺菌剤です。
500g袋は保存に便利なチャック付です。
適用病害と使用方法
2024/03/13付で、トマト;うどんこ病、灰色カビ病、ダクト内投入が追加されました。ボトキラー水和剤を散布すると、バチルス菌が植物表面で定着・増殖して病原菌の侵入をガードします。 またダクト内投入法による処理は、微生物殺菌剤の理想的な処理方法で、ボトキラーの(1)人畜毒性の低さ(2)耐性菌発現リスクが極めて低いこと、の特長を充分に生かしたものです。 水を使わない散布方法なので、他の病害の発生を助長することもありません。
ボトキラーの効果の出方
ボトキラーの使用方法、効果など詳しくは弊社ホームページをご覧下さい。
ブログでも紹介しています。
出光興産のホームページ
注意事項
- 有効成分は生菌であるので、散布液調製後はできるだけ速やかに散布すること。また、開封後は密封して保管し、できるだけ早く使い切る。
- 保護作用が強く予防効果が主体なので、散布処理を行う場合には発病前~発病初期に7~10日間隔で散布する。なお、生育の早い作物に使用する場合には散布頻度を高めるなどの工夫をする。
- 低温条件では効果が出にくいので、10℃以上が確保される施設内で使用する。
- 他剤と混用すると十分に効果が発揮されない場合があるので注意する。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節する。
- 使用により葉及び果実などに汚れが生ずる恐れがあるので、収穫期の使用には気をつける。
- 常温煙霧用として使用する場合は下記の注意を守る。
(1)専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧する。
(2)作業は密閉できる環境で行い、作業終了後6時間以上密閉する。 - ダクト内へ投入する場合は下記の点に留意する。
(1)1ヶ月当たり300~450g/10aになるよう、暖房機などのダクト取り付け口付近からダクト内に投入する。
(2)暖房機などが数時間以上運転される条件下で使用する。 - 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用するとともに、病害虫防除所などの関係機関に効果事例の有無を確認する。なお、その指導を受けることが望ましい。
- 使用の際は農薬用マスク、手袋、保護メガネ、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用する。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換する。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避ける。
- 夏期高温時の使用を避ける。
- 常温煙霧中及びダクトによる散布中はハウス内へ入らない。また、常温煙霧及びダクトによる散布終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室する。
- ダクトによる散布の際は、送風停止中に本剤をダクト内に投入する。
- ダクトによる散布後にハウス内で作業する際は、送風機を作動させない。
魚毒性 | 水産動物に影響を及ぼすが、通常の使用方法では問題ありません |
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保管 | 密封し、直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥したところに保管してください |