病害抵抗性を誘導する液状複合肥料「アグリボEX」500ml
植物の “ストレス応答反応” を誘導することを主目的に開発された肥料です。
また、副次的効果として「こういう風に育ってくれたらいいのに」とか「こんな状態になってくれたら理想的なんだけどな」といった方向に植物の “生育を誘導” することが可能です。
商品説明
アグリボEXが、葉面散布または潅水施用で植物に吸収されると、植物自身が植物ホルモンの “エチレン” を生成し、発根や果実肥大などを促進します。肥料登録製品としては含有される肥料成分が少ない部類になりますが、チッソ成分のほぼすべてがアミノ酸由来であるため、アミノ酸の葉面散布肥料としても活用できます。
さらに最近では、「病害抵抗性を誘導する」 ことも研究されており、チャの炭そ病 · 輪斑病、トマトの青枯病 · かいよう病、キュウリの炭そ病などに防除効果があることも確認されています (これらはすべて日本植物病理学会で発表されております)。また、これら以外にも各研究機関や各県の農業試験場で、さまざまな植物 · 病気に対してスクリーニングをおこなっており、アグリボEXの可能性は未知数です。しかし、アグリボEXは農薬ではありませんので、病害防除を目的として使用することはできません。
基本的な使用方法
1,000倍希釈液を葉面散布もしくは潅水。育苗期は500倍希釈液を潅水散布してください。
アグリボEXの使用ポイント
- 育成初期(植物全般)
植物にとって育成初期は重要な時期です。
使用薬量が少なく済み、低コストで大きな効果を得ることができますので、必ず使用して欲しいポイントです !- 育苗期 (発根促進 · 徒長予防)
500倍希釈液を潅水散布 (2〜3回) - 定植期 (活着促進)
定植時に、500〜1,000倍希釈液で苗をどぶ漬け、 もしくは定植前にたっぷりと潅水。 - 定植後 (発根促進 · 生育安定)
定植後1ヶ月以内に、 1,000倍希釈液を葉面散布 (2〜3回)
- 育苗期 (発根促進 · 徒長予防)
- なんか調子が悪い… (生育不良の回復)
1,000倍希釈液を、7日おきに2〜3回散布
症状 (原因) によっては、微量要素やアミノ酸の含まれる液肥との混用散布が効果的です。 - 台風や大雨による、根腐れや根傷みからの回復
台風や大雨により葉が傷ついたり、根腐れや根傷みを起こしやすくなります。根に障害が出ると新根発生までに時間が掛かり、一時的に肥料の吸収不良を起こします。- 植物が小さい時
500〜1,000倍希釈液を葉面散布 - 植物が大きい時
1,000倍希釈液とアミノ酸を含む液肥を混用して葉面散布
詳しい使用方法は株式会社アグリボのサイトをご覧下さい。
使用上の注意
- 規定濃度を守り、必ず容器に必要量の水を溜めてから本剤を投入してください
- 本剤投入後はよくかき混ぜてから使用し、希釈液はその日のうちに使い切ってください。
- 浮遊物・沈殿物がある場合はよく振ってから使用してください。
- 石灰硫黄合剤との混用は避けてください。有毒ガスが発生する恐れがあり危険です。
- アルカリ性の農薬・肥料との混用は避けてください。
- その他農薬と混用するときはその農薬の注意事項に従ってください。
- 開封後は必ず冷蔵庫で保管し小児の手の届かないところで保管してください。
- 容器は環境に影響のないように処理してください。
- 誤飲や眼・皮膚への接触に注意してください。
- 万が一の場合は水でうがい・洗眼・洗浄し胃に入った場合は吐き出し、必要な場合は医師の診断を受けてください。
- 植物が小さい時