日照不足時の光合成を助ける「アグリボ3」
雨や曇りの日は地表に届く光合成で利用できる光が減り、それが続くと光合成能力が低下し植物が弱ってしまいます。
アグリボ3はそんな曇天時でも雲を通過し地表に届く近紫外線に反応する酸化チタンを光触媒として利用し、曇天時の光合成を手助けします。
商品説明
雨や曇りの日は地表に届く可視光線 (光合成で利用する光) の量が減り、雲を通過する近紫外線は変わらず地表に届きます。植物はこの近紫外線を利用できないため、曇天が続くと光合成能力が低下し生育が悪くなってきます。その近紫外線に特異的に反応するのが “酸化チタン”。光触媒として働き植物の光合成を手助けします。
tこの光触媒 “酸化チタン”、“トレハロース”、植物ホルモン “エチレン” の前駆体であるアミノ酸の “メチオニン”、そしてアグリボEXの主原料である “酵母菌内容物” が、日照不足の時に起こる糖の生成不足や、発根不良、生育不良を未然に防ぎます。
アグリボ3使用のポイント
基本的には3,000倍の希釈液を散布してください。
- 三日以上の曇天が続く前に
植物は1~2日の曇天では生育に影響が出るほどの光合成の低下は見られませんが、それ以上の日照不足が続くと生育に影響が出てきます。
その前にアグリボ3を散布しておくことで生育不良を最小限に抑えることができます。 - 曇天の合間に
曇天が長期間続くときはその間の晴れ間を見つけてアグリボ3の3,000倍希釈液を散布してください。
それにより、曇天での育成不良を解消するとともにその後に続く日照不足に備えることができます。 - 天気が回復したら
曇天 (日照不足) 後は、葉が薄くなったり病気が発生したりと、生育が著しく悪くなります。
このような時にもアグリボ3の3,000倍液の散布は効果的なのですが、しばらく晴れの日が続くと予想される場合には、発根を促すと同時に栄養補給 (アミノ酸) もできる、“アグリボEX” の500〜1,000倍液の散布の方がより効果的です。 - こんな使われ方も
製品の特性上、曇天時のスポット的な散布をする方々が多いのですが、環境条件などによって定期的に使用する地域もあります。- 朝靄が頻繁に発生する地域
高原など、日中でも霧が頻繁に発生し日照量が少ない地域では、常時アグリボ3が使用されています。 - 家屋などで日が当たりにくい
家屋などの影によって日当たりが悪い圃場だけアグリボ3を使用される方もおります - 暑さ対策で遮光資材などを使う場合
近年の猛暑対策として遮光資材を使用する機会が増えてきましたが、光量不足の対策としてアグリボ3が使われています。 - 屋内の観葉植物などに
屋内では光量が不足しがち。そんな時にもアグリボ3が使われています。
- 朝靄が頻繁に発生する地域
商品詳細は株式会社アグリボのサイトをご覧下さい。
使用上の注意
- 規定濃度を守り、少量の水で溶いてから必要量の水に均一に希釈してください
- 調整した薬液はその日のうちに使い切ってください。
- 高温時の使用は避け、収穫物のメチオニン臭が気になる場合は収穫七日前に使用を打ち切ってください。
- 石灰硫黄合剤・アルカリ性農薬・無機銅剤・植物成長調整剤(植調剤)との混用は避けてください。
- その他農薬と混用するときはその農薬の注意事項に従ってください。
- 食品と区別し小児の手の届かない乾燥した冷暗所で保管してください。
- 製剤は吸湿性があるため湿気には十分注意し開封後はチャックをきちんと閉め密封保存してください。
- 調整液の誤飲や眼・皮膚への接触に注意してください。
- 万が一の場合は水でうがい・洗眼・洗浄し胃に入った場合は吐き出し、必要な場合は医師の診断を受けてください。