分析装置・ICPなどの普及もあり、近年B(ホウ素)の効果・知見が多くみられるようになりました。
こうした中、ホウ素の重要性に注目した新規資材ビープラスが発売されました。
トマトの黄化葉巻耐性(TY)品種は、生⾧点の黄化や生育抑制、花芽の若返りなどほう素欠乏による障害の発生頻度が高い傾向がみられ,、従来の品種に比べ、ほう素要求量が多くなっているものと考えられます。
ビープラスは、OATアグリオ株式会社が独自の比率で、ホウ素と亜リン酸を高濃度に配合し(特許出願中)、不良果実の低減・収量増加のお手伝いをします。
OATアグリオ(株)による社内試験事例
「ビープラスの特徴」
1.着果不良、裂果・尻腐れ果等の不良果実の発生予防及び低減効果で増収が期待でき ます。2.含有されている亜りん酸の効果として、徒⾧防止・発根促進・花芽の充実・着果促 進+αが期待されます。
3.毎週/隔週の潅注処理でも、培養液混合でもしっかり効きます。
「ビープラスの使い方」
ご注意;
※ 葉面散布につきましては、2023年2月現在メーカーにて検討中です。葉面散布はお控え頂ます様お願い申し上げます。
※ ホウ素は特性上、過剰障害(植害)が出やすい肥料成分です。
初期症状としては、下位葉葉縁部が枯れてきます。この症状が見られた場合は、希釈倍数を上げる。あるいは処理頻度を落としてください。
「ビープラスの使用上・保管上の注意」
1. アルカリ性資材とは混用しないでください。2. 肥料以外の用途には使用しないでください。
3. 幼児等の手の届かない場所に保管してください。
4. 容器の口を密閉し冷暗所で保管してください。
5. 使用後は洗顔やうがいをし、皮膚に付着した場合は洗い流してください。
6. 目に入った場合は、直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
7. 誤って飲み込んだ場合は、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
8. 他の肥料との混用は、沈殿や結晶が発生しない場合でのみご使用ください。
9. 高温期における日中の葉面散布での使用はさけてください。
10.低温になると結晶が発生したり、高温になる場所(ハウスなど)では沈殿が発生するおそれがありますので、直射日光をさけ、室内の冷暗所に保管してください。
11.空容器は圃場などに放置せず、適切に処理してください。